そもそもなぜ社会保険・労働保険があるのでしょうか?
国に料金を定期的に支払って社会保険に入るメリットとはどういうものでしょうか?
日々仕事をしていく中で、様々なことが起こるかと思われます。
取引先とのトラブル、社内トラブル・・・また病気やケガで入院し、不幸な場合には世帯主が亡くなることもあるでしょう、そういった災難はいつ誰にふりかかってくるかわかりません。
このようなときに国や会社から、医療に関する手当や保険、年金などの保証があれば安心です。
そういった事態にそなえるためにも、自社の従業員を守るために保険に加入している必要性があります。
では社会保険・労働保険にはどのようなものがあるでしょうか?
・健康保険・・・私傷病になったときの医療保険
・厚生年金・・・老齢厚生年金などの年金給付
・介護保険・・・会社で扱うのは保険料の徴収のみ
・労災保険・・・業務上・通勤途上の災害・疫病補償
・雇用保険・・・失業手当
健康保険は会社などの社長や役員、社員とその家族が、仕事や通勤途上災害とは関係のない病気やケガなどをした場合に、必要な給付を行う制度です。業務上や通勤途上の理由による場合には、労災保険からの保険給付の適用を受けます。
被保険者の老後の生活保障を目的とした「老齢年金」、病気やケガなどをして障害が残ってしまった場合に支給される「障害年金」、被保険者が死亡したときに支給される「遺族年金」の給付を行うことによって、被保険者と家族の生活の安定を保障することを目的としています。
介護が必要になったとき、被保険者が本人の能力に応じて自立した日常生活ができるように、社会保険制度でサービスを行うという制度です。加入対象者は市町村に住む40歳以上の人です。
業務上または通勤災害によって、労働者がケガをしたり、病気になったり、死亡した場合などに保険給付があります。傷病にかかった労働者または死亡した労働者の遺族の生活の安定を図ることを目的としています。
雇用保険は労働者が失業したときに「失業給付」を行い、それによって失業した労働者の生活の安定や再就職の促進を図ることを目的としています。様々の失業者をフォローするために「求職者給付」「就職促進給付」「教育訓練給付」「雇用継続給付」などがあります。
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