●完全失業率が2カ月ぶりに悪化 4.3%に
総務省が2月の完全失業率(季節調整値)を発表し、4.3%(前月比0.1ポイント上昇)と2カ月ぶりに悪化したことがわかった。また、厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率は0.85倍で前月と同じだった

 
●冬季賞与が4年連続で最低額を更新
厚生労働省が2月の「毎月勤労統計調査」の結果を発表し、2012年冬季賞与が平均36万5,687円(前年比1.5%減)となり、4年連続で最低額を更新したことがわかった。同省は、「震災により収益が悪化した2011年の業績を反映した企業が多いため」と分析している。

 
●「金融円滑化法」利用後の倒産が7割増加
「中小企業金融円滑化法」で返済負担を軽減された企業の倒産件数が、2012年度は428社(前年度比約73%増)となり、負債総額は3,449億円となったことが、帝国データバンクの調査で明らかになった。支援を受けても期待したような回復が見られず、事業継続を断念するケースが増加している。