●新卒者約20万人が就職で「ミスマッチ」
内閣府は、今春卒業した大学生(約56万人)について、卒業者数と同数の約56万人分の正社員求人があったにもかかわらず約20万人が就職していなかったとする推計結果を発表した。約20万人分の求人の多くが中小企業だったため、大企業志向の強い学生との間にミスマッチが生じているようだ。

 ●大企業の今冬賞与 3年ぶりに減少
経団連が大手企業の今冬賞与の第1回集計結果(東証1部上場・従業員500人以上の企業83社が回答)を発表し、平均妥結額が78万1,396円(前年比3.99%減)で3年ぶりに減少したことがわかった。経団連では「今後の景気動向に明るい材料は少なく、来年も厳しい妥結状況になる可能性が高い」としている。

●上場企業の希望退職募集が前年比1.9倍のペースで推移
東京商工リサーチが、上場企業における2012年の希望退職に関する調査結果を発表し、希望退職者数が1万6,779人(今年1月から今月7日までの公表分)にのぼっており、総募集人数がすでに前年(8,623人)の約1.9倍に達していることがわかった。リーマン・ショックの影響が大きかった2009年(2万2,950人)に迫る可能性もある。